みーは2歳4か月の頃から、週3日療育に通っています。
なぜ通うことになったのかの経緯とそれ以前に違和感に気づいたきっかけのお話です。
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1歳半健診当日のお話。
もう3年も前のお話なので、正直なところ記憶が曖昧です。
なので当時を思い出そうと
当時撮った写真や動画を見返してみました。
みーがカメラ目線で写っている写真はほぼありません。
必死に声をかけて、
カメラを見るように母ちゃんが騒いだ記憶はしっかりありますが、
その成果はまるでなし。
舌を丸めて鳴らしたり(トゥルルルルル…伝わる?)、
唇をブルブル鳴らすと、比較的振り向いてくれていたような気がします(笑。
それも一瞬ね。
↑当時最高の笑顔!そして努力の成果。笑
この一瞬を必死に撮影しようと頑張っていました。
悲しい気持ちだったなぁ。
今思えば、それもまた悲しまなくてもよかったのかなって思えますけどね。
こんなにも笑ってくれる一瞬をもっとプラスに受け止められていたらって。
当時は、どれだけ名前を呼ぼうと振り向いてくれないことがほどんどで、辛かったです。
公園でも児童館でもお友達といても…母の声は届いていませんでした。
きっとそれは、健診でも伝わるだろうなと、思っていました。
ですが、特訓の成果(前回のブログ参照)もあり、
「○○みーちゃーん!(フルネーム)」と呼ぶとお返事ができる…(こともある)のです。
緊張と憂鬱な気分をひっさげて、
いざ!健診会場へ。
みーの1歳半健診は、コロナ禍ということもあり、かなり簡易的なものでした。
積み木積みや、指差しなどの確認をその場ですることはなく、
口頭での確認だったと思います。
積み木は、チェックされると思っていたので、
事前に積み木にたくさん触れさせ、2~3個積めるように練習していました。
指示が通るわけではなく、完全にみーの気持ち次第だったので、
やらせてできるようなものではありませんでしたが、
積むことはできると伝えたと思います。
1歳半健診では、理解力の検査だけでなく、
微細運動(手や指先を使った動き)の発達検査も行っているので、
それはそれでよかったのだと思います。
保健士さんとのお話の中で、
●名前を呼んで振り向く・返事をする
●~ちょうだい、~持ってきて等の簡単な指示理解
●指差しをする・しない(物の名前を理解しているか)
●発語があるかどうか
の4つを主に確認されたと思うのですが、
1歳半という月齢では個人差が大きいので、
確認だけされて特に何を言われるわけでもありませんでした。
上の子の時も思いましたが、
お母さんのケアを第一に、
不安にさせるようなことを言わないようにしているように感じました。
どちらかというと、
「大丈夫よ~」「今はまだ個人差があるから、2歳まで様子見てね」
「2歳になったころに電話で様子を確認させてもらってもいいですか?」
と、こんな感じでした。
私としては、どれだけ大丈夫だと言われても、
現状のみーを見て、「大丈夫だ」という確信は正直ありませんでした。
ただ、みーは楽しそうでした。
健診の会場で、みーが一番楽しそうに駆け回って、遊んで。
私は、そんな可愛い我が子の姿を複雑な気持ちで見ていました。
お母さんのそばにピタッとくっついている子、
みーのように走り回っている子、
泣いてる子。
子どもたちはみんなそれぞれ個性があって、
全く同じなんてことはあるはずもないのに。
我が子の姿を見て、お母さんたちはそれぞれの悩みを抱えて
子どもを思っていたのだなあと今なら思えます。
その時は、
じっとしている子や、騒いでいてもお母さんの言葉に反応する子のお母さんを見て、
うらやましいなと思ったこともありました。
みーのことが大好きなことに変わりはないのに。
楽しそうに駆け回るみーを眺めながら、
「療育」という言葉を自分で発するのにはまだ抵抗があったのですが
日常の中で感じるみーの違和感について、保健士さんに正直にお話しました。
すると、やはりまだ個人差があるから…と前置きしたうえで、
月に1度、保健センターが主催で開催している『親子教室』に、
まだ空きがあったと思うからと誘ってくれました。
親子教室は、言葉が出ない、落ち着きがないなどの悩みがあるお父さんお母さんとそのお子さんが参加できるレクリエーション活動です。
友達親子も通っていると聞いていたので、
私の中のハードルは低く、「ぜひ!」と二つ返事でお願いしました。
みーの成長につながるものなら何でもしたい。
そう思っていた私にとっては一筋の光に見えました。
1人でもんもんと不安を抱えていた状況から一歩前進した感じがしました。
続きます。
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