療育に通うきっかけ③1歳半健診の案内

みーは2歳4か月の頃から、週3日療育に通っています。
なぜ通うことになったのかの経緯とそれ以前に違和感に気づいたきっかけのお話です。

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みーの違和感を感じてからというもの、
自分なりに、いろんな方法でアプローチをして、
うみとのコミュニケーションを図ろうとするも反応が得られず、
玉砕するということが続きました。

当時はハイテンションな母に目もくれず、自分の世界に没頭するみーを見て、
可愛さ半分…いえ、悲しみと切なさと…そればかりでした。

そんな頃に、みーの1歳半健診の案内が届きました。
もう提出してしまったので、問診票の内容は残っていませんが、
成長に関する質問への回答は……「いいえ」のオンパレードです。
みーは生まれながらに体格はよかったので、
幸せなことに健康面での心配は特にありませんでしたが

・言葉が出ない
・目が合わない
・名前を呼ばれて振り向かない
・「~持ってきて」「〇〇ちょうだい」などの理解がない/そもそも反応しない
・指さしをしない

と、こんな感じでした。
問診票での質問事項に対する回答が「いいえ」だと自覚するたびに、
他の同じくらいの歳の子はもうこんなこともできるのかと、
全然違う、みーの姿に悲しみを感じてしまいました。


「子どもの成長には個人差があります」

よく言われますし、誰一人、同じではありません。
それは、よく分かっているつもりでした。

兄のつーも言葉が遅いほうだったのです。
初めての言葉は1歳9か月の「パパ」でした。
1歳半健診の時には1語も発していなかったのですが、
それでもコミュニケーションがとれている実感がありました。
だから全く心配していなかった…。
周りに何を言われても、「この子は大丈夫」だと。

けれど、みーは兄のつーともまた違います。
みーについては、私が1番そばにいて、私が不安に思ったのです。
いつも一方通行でコミュニケーションをとれている実感が持てなかった…。
今までのみーとの関わり方(療育に通うきっかけ②参照)を後悔して、
ひとり枕を濡らすこともありました。


1歳半健診があるのは、みーが1歳7か月になってからでした。
健診まで約1か月。それまでに何かできることが増えるんじゃないかと、
まず名前を呼んで「は~い」と返事ができるように、
毎日毎日、何度も何度も、繰り返しやって見せるようにしました。

私だけではなく、パパに呼んでもらったり、兄のつーに呼んでもらったり、
幼稚園などでやる出席確認のように、家族全員分の名前を呼んで、みんなでやって見せたりしながら

名前を呼ばれたら、手をあげて、返事をする。

条件反射のようにできるようになったらいいなと、何度も家族でみーの名前を呼びました。

すると………


「あーーーーい」

手をあげて、お返事できるようになったのです。
これは、みーが1歳6か月と18日の日のことでした。

嬉しかった…!
すごく、嬉しかったです。母は一人感動して、泣いた。笑

名前を呼んで毎回返事をしてくれるわけではないのですが、
気持ちが乗ると、返事をしてくれるようになります。
10回に1回、あるかないか、くらいで笑

ここから、みーのペースでぐんぐん成長していくのですが、
療育を勧められるのは、まだ先の話。


次回は、「返事ができるよ!」という自信をひっさげて
1歳半健診に行くお話です。

続く。

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