みーは2歳4か月の頃から、週3日療育に通っています。
なぜ通うことになったのかの経緯とそれ以前に違和感に気づいたきっかけのお話です。
***
親子教室は、みーが療育に通うために大切なステップでした。
この時間があったからこそ、療育への道が開けたのです。
長くなりそうなので、
「親子教室について」の説明と「初めての親子教室」に参加したレポートを分けて更新します。
まず、親子教室についてを説明します。
そして、親子教室に参加するために必要なことも書いています。
ぜひ、最後まで読んでいただけたらと思います。
※あくまで、私たちが参加した親子教室について書いています。
1歳~2歳児向けの親子教室の特徴
- 発達支援:
- 言葉の発達、身体の発達、社会性の発達を促すプログラムが多いです。
- 例えば、音楽遊びや体を使った遊び(リトミック、体操など)が行われ、子どものバランス感覚やリズム感、コミュニケーション能力を伸ばします。
- 親子のふれあい:
- 親子で一緒に活動することで、親子の絆を深めることを目的としています。
- 触れ合いや歌を通じて親子のコミュニケーションを楽しむプログラムがよく取り入れられています。
- 社会性の発達:
- 他の親子と一緒に活動することで、他の子どもたちとの関わり方や協調性を学ぶ機会になります。
- 子ども同士が自然に関わる場が設けられていて、簡単なゲームやおもちゃの共有を通じて社会性を育みます。
- 絵本の読み聞かせや工作:
- 絵本の読み聞かせや簡単な工作活動が含まれることもあり、子どもの想像力や手先の発達をサポートします。
- また、工作の時間を通して、親子で一緒に作品を作り上げる楽しさを体験できます。
親子教室は、10人程度の少人数で開かれることが多いようです。
私たちが参加していたのは、市が運営する月に一度の親子教室で、健診が行われたのと同じ保健センターで開催されています。
1歳半健診でお世話になった保健師さんや心理士さんたちが担当してくださり、
季節やイベントを意識したプログラムが毎月用意されています。
春はお散歩に行って虫取りをしたり、秋はどんぐりを拾いに、冬はクリスマスの工作をしたり。
親子教室の流れ
- 受付(開始30分前~)
1人1人に出席カードが用意されているので、名前を伝えて、好きなシールを選ばせてもらい、子どもが自分でシールを貼れるように促してくれます。 - 自由時間
開始時間まで、教室の遊具やおもちゃで遊べます。 - 始まりの会
ご挨拶をして、出席をとります。
保護者と一緒に座り、子どもの名前を呼ばれます。
名前を呼ばれたときの反応を見ているのではないかと思います。 - 準備体操
アンパンマン体操などで体を動かしながら、緊張をほぐします。 - メイン活動
季節やイベントごとを意識した活動 - 絵本の読み聞かせ
大型絵本や、紙芝居を読んでくれます。 - 帰りのご挨拶
といった感じです。
受付開始から終了まで2時間程度です。
親子教室に参加するためには
私たち親子が参加していた親子教室は、誰でも参加できるというわけではなく、主に1歳半健診時に、親御さんが様々な心配事や不安事を相談して、もしくは健診時に子どもの様子を観察した保健士さんが、どちらの場合も直接保護者に勧めることで参加が認められているようです。
おそらくですが、
発達の状況を保健士さんの目で見たうえで必要性の有無を判断しているのだと思います。
希望者多数で本当に支援が必要な子が参加できない等の状況を回避するためなのか、健診時にも大々的に募集したり、情報を公開することはなかったように思います。
(もちろん、自治体によってやり方は様々だとは思いますが)
なので、何か子どもの発達について気になることや不安がある親御さんは、勇気がいるかもしれませんが、自分から親子教室などの支援活動の有無を聞いてみてほしいと思います。
不安を解消するためにも
1歳半健診には、発達についての心配事を抱えているお父さん、お母さんたくさんいると思います。
問診票の回答に「いいえ」が続いてしまうと「大丈夫かな?」って不安になるのは当然だと思います。私もそうでした。
ただ、1歳半健診は特に子どもの性格や個性によるところが大きいので、「2歳まで様子を見ましょう」「大丈夫大丈夫」で終わることがほとんどです。
そこで、「ああ、大丈夫なのかな」と思えるのか、「違うんです。この子のこういうところがすごく気になっているんです」と、普段の生活の中で感じている違和感や不安が勝るのかで、健診後の子育てにおける心の安定が変わってくるんじゃないかと思います。
ほとんどの場合、
成長につれて不安ごとが解消されていく子は多いと思います。
1歳半で発語が0でも、2歳で1つ2つ単語が言えるようになる子はたくさんいますから。
(長男のつーがこのタイプでした)
様々な生活環境、親の性格、子どもの性格など、人それぞれ状況が違うので一概には言えませんが、いつも我が子の側にいるお父さんやお母さんが、少しでも不安になる、心配することがある場合は、その気持ちを大事にすることが一番だと私は思います。不安になったその時に、それを伝えてみることが我が子の成長につながる大きな一歩です。
もしなにかひっかかっているのなら、不安を押し隠すのではなく、その時が動くときだと思います。
もちろん子どものためでもありますし、お父さんお母さんが後悔しないために。
さいごに
親子教室についての説明だけまとめるつもりが、けっこう熱く語ってしまいました。
私の場合は、みーが1歳になってから、それも友人に指摘されてから(療育に通うきっかけ①参照)我が子の発達について心配するようになったのですが、1歳でも2歳でも3歳でも、気になることがあるのなら、不安をなかったことにするのではなく、発達支援のプロに相談してみてほしいと思います。
自分で相談先を調べて、電話やWebで問い合わせをするのってすごくハードルが高くないですか?
健診ほど相談のハードルが低く、気軽に声がかけられるタイミングって実はあんまりないのです。
夜な夜な検索魔になってませんか?笑
私はずっと子どものちょっとしたしぐさや行動まで検索して、不安になったり、少し安心したり。
授乳中もそんなことばかり考えていたような気がします。
(みーは1歳9か月までおっぱいを飲んでました)
療育についてネガティブな考えを持つ方もいるようですが、親子教室をはじめ、親以外の力をいっぱいいっぱい借りて子育てをすることは、子どもにとってプラスしかないと思っています。
たくさん悩んで、心配して、おそらくこのブログを読んでくださっている方はみんな、我が子の幸せな未来を願って子育てをしていることに変わりはありません。
なので、そんな親御さんの気持ちが少し楽になりますように。
悩みや不安のあるお父さんお母さんには、まず親子教室をおすすめします。
コメント